松野官房長官は14日、新潟市を訪れ、横田めぐみさん(拉致当時13歳)が北朝鮮に拉致された現場を視察した。松野氏は視察後、記者団に対し「内閣を挙げて、この問題の解決に向けて進んでいきたい」と決意を述べた。
松野氏は拉致問題相を兼務している。この日は、横田さんが通っていた中学校の校門前から横田さんが友人と別れた交差点などを見て回り、「閑静な住宅街で起きたことに改めて衝撃を受けた」と語った。岸田首相が条件をつけずに
朝鮮労働党総書記と直接向き合う決意を示していることに触れ、「トップ同士の直接的な交渉が大事だ」とも強調した。