新型コロナウイルスの感染者が14日、国内で新たに2万151人確認され、2日連続で2万人を超えた。全国の重症者数も2日連続で過去最多となる1521人を記録した。
新規感染者は、首都圏の神奈川(2356人)、埼玉(1800人)、千葉(1272人)の各県や大阪府(1828人)、沖縄県(752人)など、12府県で過去最多となった。
一方、東京都は5094人で、過去最多を更新した前日の5773人を下回ったが、過去2番目の多さだった。都によると、年代別では、20歳代が全体の3割を占める1568人で最多。30歳代が1079人、40歳代が824人と続いた。65歳以上は182人だった。
全国の重症者は、300人台だった7月下旬以降、増え続けており、過去最多を記録した前日から43人増加した。東京都でも前日から18人増の245人となり、5日連続で過去最多を更新。自宅療養者(2万1729人)、入院患者(3762人)も最多を更新した。重症者向けの病床使用率は都の基準で62・5%になった。