もっと詳しく

マスコミでも新たな冷戦という言葉が使われ、国際関係の緊張・対立が、軍事的色彩を含めつつ深刻化しつつある模様ですが(日本に関連しても、中国ロシア艦隊が2度だったか、日本の周辺をデモンストレーションよろしく航行した。現在ではべラルスとポーランドの間で中東からの難民の扱いを巡り、双方の部隊が退治している他、ロシアはべラルスと降下部隊の演習を行ったり核搭載可能爆撃機のデモ飛行を行った等々)、何しろ未だに力が物を言う中東のことですから、イラン対米国、イスラエルは湾岸地域等で合同演習を繰り返し、さらに黒海には米等艦隊が入り演習を行い、ロシアが反発し、また東地中海でもトルコ対ギリシャ等が演習を繰り返しています。

このような状況を背景にしてか、al qods al araibi net は、近く アルジェリアとロシアが西地中海で合同演習を始めると報じています。
記事は、その為にロシアのフリゲート艦3隻?を含むロシア艦隊がアルジェリアの港に到着したが、この演習は20までの予定であると報じています
(ロシアとアルジェリアはソ連時代から親密な関係にあり、アルジェリアの兵器の多くはソ連またはロシア製ですが)記事は更に、ロシアとしては西地中海でアルジェリアが軍備を整備することを歓迎し、S300  やs400を供与しているとし、また最近アルジェリアとモロッコの関係が(昔からですが、西サハラ問題等を巡り)緊張している時に、ロシアとの合同海軍演習が行われることに注目しています(モロッコの伝統的な友好国である西側諸国に対する牽制か?)
بالموازاة مع التوتر مع الغرب.. الجزائر وروسيا في مناورات حربية بحرية تبرز تقدم مستوى التنسيق بين البلدين | القدس العربي (alquds.co.uk)

他方、この中東における動きと直接の関係はないでしょうが、同じくal qods al arabi net の別の記事は、明日だったか放送予定のBBCとのインタビューで、英参謀総長が、現在の国際情勢は、冷戦終結後のいつよりも、軍事的緊張が高まっていて、武力衝突が発生する可能性も排除できないと語ったと報じています
なんだかきな臭い話ですが、取りあえず
رئيس أركان الجيش البريطاني: خطر نشوب حرب بين الغرب وروسيا أكبر من أي وقت مضى | القدس العربي (alquds.co.uk)