相変わらずイラクでは政府庁舎や外国公館の存在するバグダッドのグリーンラインに対する攻撃が止まりません。
al qods al arabi net は、13日グリーンラインに対し3発のロケットが発射され、うち2発は米大使館構内に落下したが、死傷者はなかったとしています。
もう1発はグリーンライン内にある学校内に落下し、女性1名と児童2名が負傷した由(彼女らの身元等は不明)
米大使館はネットで、このようなロケット弾攻撃をテロ攻撃として非難した由
他方、記事は同じく、イラク連邦裁判所が、イラク議会の第1回目の会合に関する審議について憲法違反の提訴があるので、その後の審議を停止するように命じたと報じています(最年長の議員を仮議長として審議を進めたが、彼の体調悪化で、彼抜きで新議長を選出したことをさすのか?)
然し、記事は同時に議会が新しい大統領を選出することは差しとめられていないとして、クルド民主党からは幹部の一人hoshiyar zibariが候補とされていると報じています
(いずれにしてもアラブの行政機構はややこしく誠に分り辛いが、例のサドル師はこの裁判所の決定を歓迎し、これでイラクは議会の反対派が作られ、議会外の実力ではなく、議会内の対話で政策が決まっていくことになったとしている由。)
العراق: استهداف سفارة أمريكا بصاروخين… والقضاء يعلّق مؤقتاً جلسات البرلمان | القدس العربي (alquds.co.uk)