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 5月14日、午後19時から第一回の社会福祉協議会福祉部会が市民センターで開催された。協議会会長として最初の会議であり、部会長から挨拶を頼まれ出席した。近年ご多分にもれず、この地域にも自治連合会を解体し「まちづくり協議会」という新たな組織ができた。この組織の説明は別の機会にするとして社会福祉を担う団体の役割、任務などを社会福祉法の観点から説明した。

 学区(通常は小学校の通学単位)の社会福祉協議会には、福祉部会という中核組織がある。この部会は各町の社会福祉委員(町内会からの役員)が主体となって1年間活動する。学区には町内が20町位あるので選ばれた約20人に加え民生児童委員とその他数名の協議会委員が参加して組織を運営している。

 町内から選ばれた方は、大体が1年任期の役員であるので、それをベテラン民生委員とボランティア等で補完している。部会長は通常は町内社会福祉委員の中から互選で選ばれる。今年の部長は、勿論仕事は現役でマネージメント力のある方で有り期待している。

 福祉部会の主な仕事は「敬老会」と健康推進事業、各種イベント口コミ紙発行である。健康推進事業は現在は他の団体に移管しているので、メインイベントは敬老会の運営である。我が町は新興住宅地であるが、大体が団塊世代を中心に高齢化率が25%を超える地域である。その為70歳以上の敬老会対象者も約1000名近くになる。これから11月の開催日まで結構多忙な日が続くだろう。

 筑後30年が経つ高齢化が加速する住宅地と新しい住宅地に町の勢いに大きな差がある。新興の住宅地は子供達の元気な声があちこちから聞こえ、学校が終われば道路は子供達の遊び場に占有される町内もある。ちょうど30年目を思い起こさせ我々も同じ道を歩いてきたのだと。その様な背景から高齢者福祉とこどもの安全と成長をはぐくむ施策が我々社会福祉協議会には要求される。

 学区の調整は10年位前、私が自治連会長時代に終わっていたが、町内と地域の統合は終わっていなかった。これが「まちづくり協議会」となって昨年完成した。新しい町内・地域と旧来の地域が如何に目標を統合できるかが我々社会福祉協議会の最大の目標になるだろう。この点については、今後ぼちぼちと活動履歴と備忘録の積もりで整理せいていく。