流産を防ぐため受精卵の染色体異常を調べる着床前検査について、厚生労働省が、公的医療保険の適用可否を近く議論することが13日、分かった。厚労相の諮問機関「中央社会保険医療協議会(中医協)」で審議し、年内にも結論を出す。ただ障害がある人の差別につながりかねないという倫理面の課題や効果が判然としないという問題もあり、先行きは不透明だ。
流産を防ぐため受精卵の染色体異常を調べる着床前検査について、厚生労働省が、公的医療保険の適用可否を近く議論することが13日、分かった。厚労相の諮問機関「中央社会保険医療協議会(中医協)」で審議し、年内にも結論を出す。ただ障害がある人の差別につながりかねないという倫理面の課題や効果が判然としないという問題もあり、先行きは不透明だ。