三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、「FZシリーズ」と「Zシリーズ」計18機種を11月1日より発売します。
設定した排気窓に向け、気流を吹かせて換気をアシスト
今回の「FZ・Zシリーズ」では、換気タイミングをAIが判断してお知らせする「換気ガイド」機能を「霧ヶ峰REMOTE」アプリに追加。リモコンから離れた場所にいても、手元のスマートフォンで通知を確認できます。
さらに、「霧ヶ峰REMOTE」アプリに搭載されている「A.I.換気アシスト」機能では、事前にアプリに表示される室内の熱画像を確認しながら、タッチ操作で換気の排出口の窓を設定できます。これにより、自動でエアコンの気流を設定した排出口の窓に向け、換気を補助することに加え、室内の空気をかき回し、隅などに滞留する空気まで換気できます。
また、独自のIoTライフソリューションプラットフォーム「Linova(リノバ)」を活用することで、業界で初めてルームエアコンとロスナイセントラル換気システムの連携運転(スマートe-FloTM)を実現。エアコンのセンサーで検知した在室人数に応じて換気風量を自動調整するなど、両機器の運転情報を連動させることで、室内の快適性を維持しながら十分な換気風量を確保します。
さらに、水分に高電圧をかけて帯電させた微粒子「ピュアミスト」が、室内の空気に含まれる菌・ウイルス・カビ菌・花粉の活動を抑制。ピュアミストは粒子の細かいナノレベルのミストのため、乾燥が気になる冬場でも、肌や髪を保湿します。
このほか、センサーとAIによる室温変化先読み運転を行い、安定運転時の消費電力を従来品比約13%低減できるなど、快適性と省エネを両立しています。
FZシリーズは11月1日より、Zシリーズは12月上旬より順次販売が開始されます。本体色はそれぞれピュアホワイト、Zシリーズは加えてブラウンとなっています。
霧ヶ峰ルームエアコン 市場想定価格(税別)
FZシリーズ:34万8000円~46万8000円(4.0kW~9.0kW)
Zシリーズ:23万8000円~41万8000円(2.2kW~9.0kW)