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 【ワシントン共同】米労働省が13日発表した9月の消費者物価指数は前年同月に比べて5.4%上がり、上昇率は前月(5.3%)から拡大した。伸び率は同じく5.4%だった7月以来、2カ月ぶりの大きさ。新型コロナウイルス禍からの経済活動再開で需要が拡大しているのに対し、供給面が制約されていることなどを背景に物価の高い伸びが続いた。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は米国債などを購入する量的金融緩和の縮小を11月にも開始する見通しだ。物価高が続けば、縮小ペースが速まる可能性がある。

 消費者物価指数の前月比(季節調整済み)は0.4%上がった。