今年度の文化功労者に、食文化の研究で地平を切り開いてきた、元国立民族学博物館館長で文化人類学者の石毛直道さん(83)が選ばれた。食文化は道楽の延長線上とみられ、研究費用が得にくかった時期もあり、「食文化研究が、公的にも認められたことをうれしく思う」と喜ぶ。“鉄の胃袋”と呼ばれ、世界120カ国以上を訪れてきたパイオニアに、「食いしん坊だった」歩みを振り返ってもらった。
今年度の文化功労者に、食文化の研究で地平を切り開いてきた、元国立民族学博物館館長で文化人類学者の石毛直道さん(83)が選ばれた。食文化は道楽の延長線上とみられ、研究費用が得にくかった時期もあり、「食文化研究が、公的にも認められたことをうれしく思う」と喜ぶ。“鉄の胃袋”と呼ばれ、世界120カ国以上を訪れてきたパイオニアに、「食いしん坊だった」歩みを振り返ってもらった。