いま、世界で大きな問題となっている食料品の大量廃棄--。環境省によると、日本では年間600トンもの食品ロスが発生している。本来は食べられるのに廃棄されてしまう食べ物を「食品ロス」と呼んでおり、このうち家庭から出る食品ロスは276万トン(2018年度)にものぼる。1人あたりの年間廃棄量は47kgで、この数字は、1人あたりの年間の米消費量(54kg)に相当する。これほど大量の食品を私たちはごみとして捨てているのである。年々減っているものの、日本はまだ「食料廃棄大国」といって過言ではない。
いま、世界で大きな問題となっている食料品の大量廃棄--。環境省によると、日本では年間600トンもの食品ロスが発生している。本来は食べられるのに廃棄されてしまう食べ物を「食品ロス」と呼んでおり、このうち家庭から出る食品ロスは276万トン(2018年度)にものぼる。1人あたりの年間廃棄量は47kgで、この数字は、1人あたりの年間の米消費量(54kg)に相当する。これほど大量の食品を私たちはごみとして捨てているのである。年々減っているものの、日本はまだ「食料廃棄大国」といって過言ではない。