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合奏練習を行う音楽隊の隊員。右端は根本和哉記者=令和3年12月10日(大渡美咲撮影)
警視庁本部17階にある大合奏室の扉を開けると、自主練習中の各隊員による管楽器や打楽器の美しい音色がこだましていた。真剣な表情で楽譜と向き合い、楽器を鳴らすさまは、プロの楽団員そのものだ。警視庁の仕事は都民からの理解と信頼なくしては成り立たない。演奏活動を通じ、警察と都民との「音の懸け橋」として活動しているのが警視庁音楽隊だ。隊長、副隊長を除く演奏者44人が約15のパートに分かれて活動し、新型コロナウイルス禍以前の年間公演数は約150にも上る。昨年 全文
産経新聞 01月14日 07時33分