巧妙に細工された缶コーヒーの中から、覚醒剤が見つかりました。
長谷川卓史容疑者(58)は去年11月、東京・福生市の自宅アパートで、男性に覚醒剤およそ0.3グラムを1万円で譲り渡した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、缶コーヒーは液体が入ったまま底を外せるように細工されていて、小分けにした覚醒剤が隠されていました。
長谷川容疑者は、捜査員に対し「探せるもんなら探してみろ」などと言い放ったということです。
しかし、冷蔵庫に入っていた缶コーヒーを手に取った捜査員が重心が不自然なことに気付き、覚醒剤を発見しました。
長谷川容疑者は容疑を一部否認しています。