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 記録的な大雨によって、佐賀県では降り始めからの雨量が1000ミリを超えたところもあり、住宅などの浸水被害が深刻です。

記者
 「降り続く雨によって、町全体が冠水しています。今、駆け付けた自衛隊の救助ボートで、1人の女性が救助されています」

 一級河川の六角川が氾濫した佐賀県では、住宅の床上浸水が相次ぎ、災害派遣の自衛隊がボートで住民を救出しました。

 降り始めからの雨量は、佐賀県嬉野市で1000ミリを超え、福岡県八女市も800ミリを上回っています。これまでに、北九州市八幡東区で男性が転んでけがをしたのをはじめ、家屋や道路などの被害が、福岡県で少なくとも380件、佐賀県は100件に上っています。

 福岡市を含む23の自治体は、最もレベルの高い「緊急安全確保」を出して、命を守るための行動を促しています。