大雨特別警報が出された広島県でも、被害が相次ぎました。
この記録的な大雨で県内では特に土砂災害の危険度が高くなっていて、広島地方気象台は「過去の重大な土砂災害に匹敵する極めて危険な状況」だとして、最大限の警戒を呼びかけています。
東広島市では14日午前9時ごろ、「80代の男性が田んぼの水を見に行くといったまま帰って来ない」と家族から通報があり、警察と消防が捜索しているということです。
また、13日、広島市安佐北区の鈴張川では、「車が流された」という通報が複数寄せられ、警察や消防が捜索していますが、車はまだ発見されていないということです。
広島県内の各地で、住宅地に土砂が流れ込んだり、道路が冠水や陥没したりするなどの被害が相次いでいます。今後も厳重な警戒が必要です。