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<p>英の名門ホテルが植物由来のメニューを拒否 提案した著名なシェフが退任へ – ライブドアニュース</p><p>【名門ホテル】英「クラリッジス」、植物由来のメニュー提供を却下 提案した著名シェフは退任へ ホテル側は声明で、完全な植物由来のメニューの方向性などには十分な敬意を表するが、ホテル側が現時点で従う道のりではないと判断したと説明した。</p><p>ダニエル・ハムさんは英ホテル「クラリッジス」にあるレストランを手掛けていた/Alamy Stock Photo(CNN)英ロンドンにある名高い高級ホテル「クラリッジス」が、館内にあるレストランを手がける著名シェフのダニ</p><p>(CNN)英ロンドンにある名高い高級ホテル「クラリッジス」が、館内にあるレストランを手がける著名シェフのダニエル・ハムさんが提案した全て植物由来のメニューの提供を拒み、ハムさんが退任することがこのほどわかった。 このレストランは「デービーズ・アンド・ブルック」で2019年に開店。ミシュランガイドの星も得た有名店となっていた。 ホテル側はツイッターを通じた声明で、称賛を得ていたハムさんとチームへの謝意を表明。完全な植物由来のメニューの方向性などには十分な敬意を表するが、ホテル側が現時点で従う道のりではないと判断したと説明。「残念だが双方はたもとを分かつことで合意した」とした。 ハムさんは米ニューヨーク市でもレストラン「イレブン・マディソン・パーク」を運営。同店は今年、肉の消費減少を促すより持続可能な食品体系を構築するためとして植物由来のメニューを打ち出していた。 このメニューに料理評論家は冷淡だったが、ハムさんは8月のCNNの取材に「私がなし得た最良の料理」と誇示していた。 クラリッジスを去ることを受け、ハムさんはソーシャルメディア上の声明で、「過去18カ月間、次章はどうなるかを考える時間を得た」とし、「世界は変化しており、我々も変わらなければいけないことはかつてなく明白だった」と主張。 「私の将来は植物由来にあり、それが使命」との考えに達したとし、今年末に同ホテルとの別離を発表するのは悲しいとも述べた。「我々の信念は最も重要であり、不幸にも妥協出来ない問題だった」とも続けた。 クラリッジスによると、ハムさんは今年末まで同レストランの厨房(ちゅうぼう)を仕切る職務は続ける。</p>