今でこそプロ野球界の「10・19事件」といえば、130試合目で優勝を逃した?悲劇の近鉄?のことだが、実はこの「10・19」こそ、阪急ブレーブスの球団売却が発表された日なのである。南海ホークスのように毎年、身売りが話題に上っていたわけでもない。まさに電撃、衝撃、まさか―の発表だった。いまでも「何か前兆はなかったのだろうか…」と振り返ることがある。けれど、ほとんど思い当たらない。あるとすれば、前述(第341話)の上田監督の例年にない早い続投発表だ。阪急 全文
産経新聞 11月15日 10時00分
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