レバノンの首都ベイルートで14日、昨年8月に起きた港湾爆発事故の調査に抗議するデモ隊への発砲から路上での銃撃戦に発展し、少なくとも6人が死亡した。レバノンにおいて過去10年あまりで最悪の暴力事件となった。 デモではイランを後ろ盾とするイスラム教シーア派組織ヒズボラや、ヒズボラと協力関係にあるシーア派政党「アマル」の支持者数百人が司法機関の建物に向かって行進していた。内務省や軍の声明、地元放送局…