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五輪開幕まで3週間、中国広東省で「オミクロン株」新たに確認

 北京オリンピック開幕まで3週間となった中国南部・広東省で、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染が確認されたと中国国営メディアが伝えました。

 国営の中央テレビによりますと、広東省珠海市で14日夜までに7人が、新たな変異ウイルス「オミクロン株」への感染が確認され、このうち症状があるのは53歳の女性1人、ほかの6人は無症状だということです。

 広東省では13日に中山市で確認された新型コロナへの感染者が珠海市に立ち寄っていたため、14日から珠海市の全市民を対象にPCR検査が行われていました。7人の感染については関連性があるものの、感染源そのものは分かっていないということです。

 中国では今月8日に北京に隣接する天津で「オミクロン株」の市中感染が確認されるなど新型コロナの感染が拡大していて、北京オリンピック開幕まで3週間に迫る中、緊張が高まっています。