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食品の容器や化粧品、玩具などに幅広く使われている化学物質「フタル酸エステル」は早死にのリスクにかかわっているとの研究結果が、このほど新たに発表された。

米ニューヨーク大学ランゴーン医療センターのレオナルド・トラサンデ博士らが、環境汚染の専門誌に発表した。

研究チームは55~64歳の成人5000人あまりを対象に、尿から検出されるフタル酸エステルの濃度を測定し、それらの測定値と早死にのリスクを平均…