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#今週の一足はasics×Angelo BaqueのGEL KAYANO 14

編集部のPodcastでも取り上げましたが、最近の足元は断然〈アシックス(asics)〉が気分です。近年ロンドンを拠点とする気鋭デザイナー〈キコ・コスタディノフ〉とのコラボレーションラインや、〈ショーン・ウェザースプーン〉、〈キス〉、〈ブレインデッド〉など国内よりも海外のブランドやショップを中心に盛り上がりを見せているアシックス。その魅力は“ファッション的でありながらハイプなスニーカーとは少し距離がある”ところでしょうか。

ファッションとして履くアシックスといえばGEL-LITEシリーズの印象が強いですが、今シーズンなら昨年復刻したGEL-KAYANO 14を筆頭とした00年代のランシュー系がオススメ。モデルでいえば、GEL-PRELEUS(ゲルプレリウス)、GEL-KYRIOS(ゲルキリオス)、GEL-1130(ゲルイレブンサーティー)辺りです。

昨年復刻したGEL-KAYANO 14は、GEL-KAYANOシリーズを初めて初代から手掛けてきた榧野俊一氏以外のデザイナーが設計したモデルとしても有名。デザイナーは山下秀則氏。“閃光”をインスピレーションにデザインされた。

個人的に最も今シーズン履きたかったのが、前述に挙げたGEL-KAYANO 14。今もナンバリングが続く、GEL-KAYANOシリーズから2008年に発売した名作モデルです。一歩間違うと危うく(?)なりそうなメタリックカラーとスポーティーなルックスがとてもカッコいいんです。

今回は直近のコラボの中でも異彩を放っていた〈Awake NY〉のデザイナーである〈アンジェロ・バク(Angelo Baque)〉とのコラボモデルを購入。アンジェロのルーツであるエクアドルの国旗に敬意を表した青、黄、赤のコンビに、メタリックパーツを組み合わせた唯一無二のカラーリングがイカしてます。

さすがニューヨークのデザイナーというべきか、マルチカラーで派手なはずなのに不思議と履くとまとまってみえます。

ここまでカラーリングを振り切ると、逆に何でも合う(合わない?)というか。軍パン、スウェットパンツ、チノパン、どのボトムスに合わせてもしっくりくるんですよね。意外とこの秋冬、一番履く機会の多いスニーカーになるかも。

……ちなみにこれが人生初アシックスだったのですが、このままずっぽり沼にはまりそうな予感です。ランシューだけあり、履き心地もめちゃくちゃ良いですしね。次はインラインのGEL-KAYANO 14を買います。


FACY編集部・岩崎

いよいよ家の収納スペースがなくなってきました。今度サマリーポケットで衣替えするときに、スニーカーも一緒に預けないと。