GoogleはAndroid OSの軽量版、Android GOの最新バージョンを発表しました。
Androidの新バージョンGo Editionには、特にパフォーマンスとプライバシーの面でいくつかのアップグレードと改善が施されています。
同社によると、Android 12 Go Editionは、現在販売されている最高のAndroid Go携帯電話と比較して、最大30％高速なパフォーマンスを提供することができるそうです。言い換えれば、ユーザーが画面にアプリがロードされるまでに数秒待つ必要がなくなるということです。
Googleはまた、このアップデートされたオペレーティングシステムで、長時間使用されないアプリケーションを自動的にハイバネーション・スリープすると主張しており、バッテリー性能を向上させたようです。
ユーザーエクスペリエンスの向上にも重点を置いており、それに伴い、Googleは、最近のアプリ画面に移動する際に、画面に表示されるコンテンツを翻訳するオプションをユーザーに表示する機能を追加しています。
また、Nearby ShareとGoogle Playを使って、近くにいるAndroid端末とアプリを共有する機能もサポートされるようになった。また、ロック画面でプロフィールが利用できるようになり、ユーザーのエクスペリエンスがさらにシンプルになりました。
プライバシーに対するユーザーの関心が高まる中、プライバシー・ダッシュボードを導入し、ユーザーは機密データにアクセスするアプリを確認できるようにもなりました。アプリケーションがデバイスのカメラやマイクを使用している場合、ユーザーに通知するインジケータも用意されています。
システム全体の変更とは別に、いくつかの内蔵アプリにも新機能が追加されています。例えば、Files Goアプリケーションは、ユーザーが30日以内に削除されたファイルを回復できる機能を備えて更新されました。
Googleはまた、Android Go Editionデバイスを持つユーザーが2億人以上いることを明らかにしし、Android 12 Go Edition端末が来年初めに発売されることを明らかにしています。
Source : Gizmochina