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 千葉県内で15日、新型コロナウイルスに感染した4人の死亡と、18人の感染が新たに判明した。一日の感染者数は今年最少で、20人を下回るのは2日連続。

 千葉市は、市内医療機関に入院していたいずれも80代の男性と女性が死亡したと発表した。ともにワクチンを2回接種済みだった。

 また、30代と50代の女性2人の感染も発表。うち1人はクラスター(感染者集団)が発生している美浜区内の保育園の職員で、同園関係の感染者は計8人(園児6人、職員2人)になった。

 柏市は、医療機関に入院していた2人の死亡を発表した。茨城県内居住の50代男性は屋外で仕事中に倒れているのが見つかり、救急搬送された病院で抗原検査を受け陽性が判明。その後、亡くなった。死因は新型コロナが関連する心臓突然死。男性はぜんそくの持病があり、新型コロナワクチンを1回接種していた。

 船橋市は、50代男性1人の感染を発表した。クラスターが確認されている市内の物流倉庫事業所「泉南船橋営業所」の従業員で、感染者は計8人になった。

 県は、10代~70代の男女14人の感染を発表した。

 15日に県内で感染が判明した人の居住地は、市川市5人▽千葉市、野田市、香取市が各2人▽松戸市、浦安市、我孫子市、佐倉市が各1人▽県外1人▽海外2人だった。