UTYテレビ山梨
12日15日の早朝、山梨県大月市の中央道下り線で車9台が絡む事故があり、4人が重軽傷を負いました。現場の路面は凍結していて、警察は車がスリップして事故が起きた可能性があるとみて詳しい状況を調べています。
12月15日午前5時45分頃、大月市の中央道下り線で乗用車やトラックなど合わせて9台が絡む事故がありました。
この事故で2人が重傷、2人が軽傷を負いましたがいずれも命に別状はないということです。
15日早朝の大月市は、今シーズン最低となるマイナス2.6度を観測しました。現場はゆるやかな左カーブの高架橋付近で事故当時、路面は凍結していました。
警察はタイヤがスリップして事故が起きた可能性があるとみて詳しい状況や原因を調べています。
この事故で中央道は上野原インターと大月ジャンクションの間の下り線で、約7時間にわたって通行止めとなり最大で約9キロの渋滞が発生しました。
警察によりますと路面の凍結は気温が低くなりやすい橋の上やトンネルの出口、日が当たらない場所で起きやすいということです。
これからの時期はスリップの発生が懸念されることから、警察は冬用タイヤの装着や路面の状況に応じて速度を緩めるなどなど安全運転をするよう呼び掛けています。
[UTYテレビ山梨]