こんにちは、 Gaji-Labo 横田です。顧客プロジェクトでも社内案件でも、タスクの工数を見積もりする機会が多いです。一人で工数を見積もることもありますが、チームメンバー間で見積もりの認識を揃えておきたいこともあります。そんな時、弊社では見積もりポーカー(プランニングポーカー)を使います。
今回はフルリモート体制になったことで、Gaji-Labo 式オンラインでの見積もりポーカーを紹介します。
オンラインツールを活用
オンラインで見積もりポーカーできる hatjitsu と Zoom を活用しています。Zoom で会話をしながら hatjitsu を使い、ログを GitHub Issue や Slack に残しています。
- 基本となる数字の値を決めます。例えば 1 を 0.5人日とします。
- ファシリテーターは、起票したタスクの実装概要を説明します。
- 必要に応じてデザインや仕様など画面共有します。
- 参加者は積極的に会話で前提条件や実装方針をすり合わせ、そのタスクにどのくらいかかるか工数を考えます。
- 全員一斉に工数をポチッと選択します。
- 値がそろわなかったら、なぜその工数と選んだのか各々考えを伝え、認識をすり合わせます。
- 全員の数字(認識)が同じ値になるまで繰り返します。
- 見積もり工数が出たら、Issue や Slack に工数と実装範囲・方針・注意点などメモを残します。
気をつけているポイントとしては、見積もるタスクの粒度はできるだけ小さくすること、そして「誰が作業したらこのくらい」というような個人のスキルに依存した見積もりではなく、「全体の中でこの作業がどのくらいかかるタスクか」を見積もるようにしています。
見積もりポーカーはそこそこ時間がかかるのですが、タスクの懸念点や実装の方針だけでなく、全体のスケジュール感や優先度もチーム内で認識をすり合わせることができるので、例えば実装者であれば、見積もり工数に応じて進捗のアラートを出しやすくなりますし、例えば進行管理者であれば、スケジュールや優先度を調整しやすくなります。
基本的なやり方については、以前の森田の記事もご覧ください。
この機会に、オンラインで気軽に面談してみませんか?
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