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 子宮頸(けい)がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンの積極的勧奨の再開が12日、厚生労働省の専門部会で8年ぶりに正式に認められた。ワクチン接種をめぐっては、接種後に痛みなどの副反応が出たと訴える女性らが国や製薬会社に対する集団訴訟を提起し、被害回復や治療法確立を求めている。厚生労働省専門部会の決定に「さらに被害者を増やすことにつながる」と懸念を示している。