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9月15日、アップルが新たに発表したApple Watch Series 7。Apple Watch史上最大のフェイスを備える本品は、充電の早さや頑強さなど、機能性の面で大きな進歩を遂げました。

 

ポイント1 Apple Watch史上最も大きいディスプレイで視認性アップ

Apple Watch Series 7 は、本体のサイズを変えることなく、ディスプレイを拡大しました。ふちのサイズを40%削減して1.7mmとすることで、スクリーンの広さをSeries6から約20%、3からはなんと50%以上も拡大しています。

 

Retinaディスプレイの表示はより明瞭になり、手首を下げているときでも、屋内では70%以上も明るく見えるそうです。画面が大きくなったこととあわせ、明るさの面でもフェイスの視認性が向上しています。

 

 

ポイント2  文字入力も楽々! アプリのUIが進化

画面が大きくなったことによる大きな影響は、視認性だけにとどまりません。ボタンが大きくタップしやすくなり、アプリのUIが向上しました。

 

大きくなったディスプレイをフル活用できるよう、システム全体のボタンのデザインを改良し、計算機やストップウォッチなどのアプリが使いやすくなっています。テキストの表示量は、Series 6と比較して、50%も増加しました。このApple Watchなら、フルキーボード入力もお手の物ですし、機械学習による入力する単語の予測機能も搭載しています。

 

 

ポイント3 Apple Watchとして初めて、IP6Xの防塵規格に対応

Apple Watch Series 7は、耐久性も向上しました。同シリーズで初めて、IP6Xの防塵規格に対応し、土ぼこりなどへの耐性が向上。防水性能も、50m防水に対応しています。

ディスプレイの亀裂耐性も向上しているとのことで、アウトドアでも安心して使えそうです。

 

 

ポイント4 45分で0から80%に達する高速充電

Apple Watch Series 7のバッテリー稼働時間はこれまでと同じ18時間ですが、充電が高速化しました。

 

充電速度は、Series 6と比べて最大33%速くなり、45分間の充電で、バッテリーの80%を充電できます。また、8分間充電するだけで、8時間の睡眠記録に対応できるため、わずかな時間充電するだけでも、多くのライフログを残せます。

 

ポイント5 サイクルウォッチとして大きく進化

Apple Watch Series 7は、サイクルウォッチとして大きく進化。

自転車に乗り始めると自動検知、ストップすると計測を自動停止するほか、万が一転倒した場合もそれを検知して緊急通報サービスに自動で電話をしてくれます。また、速度や走行距離などを声で知らせる音声フィードバック機能を搭載しており、アスリートレベルでも活用ができそうです。

なお、定額サービスで、毎週新しいワークアウトがビデオで提供されるApple Fitness+には、ピラティスなどの新しいワークアウトが配信されます。配信先の国として既存の6か国に加え、新たに15か国が加わるとのことですが、日本はそれに含まれておらず、今後の対応が待たれます。

 

 

Apple Watch Series 7のカラーは、アルミニウムモデルが、グリーン、ブルー、プロダクトレッド、スターライト、ミッドナイトの5種類。ステンレススチールモデルが、シルバー、グラファイト、ゴールドの3種類。さらに、チタニウムモデルが、自然色と、スペースブラックチタニウムの2種類となっています。また、Apple Watch Nike、Apple Watch Hermèsも発売されます。

なお、バンドは、既存のすべてのバンドに対応するということです。

↑アルミニウムモデルのカラバリ

 

↑ステンレススチールモデルのカラバリ

 

↑チタニウムモデルのカラバリ

 

↑Nikeモデルには、新たなデザインのバンドを採用

 

発売時期は今秋で、価格は、Apple Watch Series 7が399ドルから、Series 3が199ドルから展開すると発表がありましたが、日本円での価格は現時点で未発表となっています。

 

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