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 15日午前10時ごろから、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入した。4隻は正午までに領海を出た。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは昨年12月21日以来で、今年に入って初めて。領海外側の接続水域も含め、尖閣周辺で確認されるのは19日連続となった。

 政府は、首相官邸の情報連絡室を官邸対策室に格上げして情報収集に当たった。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載している。領海から出るよう巡視船が警告していた。周囲に日本漁船は航行していなかった。