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「昇龍」と揮毫した色紙を手に笑顔を見せる藤井聡太新竜王=山口県宇部市で2021年11月14日、新土居仁昌撮影
藤井聡太竜王(19)が豊島将之九段(31)を降し、史上最年少で4冠を達成した竜王戦七番勝負第4局は終盤まで形勢不明の難解な一戦で、勝敗を分けた局面で豊島にもチャンスの一手があった。しかし、抜群の終盤力を誇る藤井の猛攻に耐える覚悟が必要で、豊島は結果的にこの手を見送った。読みの深さと精度が問われた熱戦に、ベテラン棋士もSNS(ネット交流サービス)で分析や感想を披露するなど、対局後もネット上で盛り上がりを見せている。【写真で振り返る】藤井聡太王位の歩み渡 全文
毎日新聞 11月15日 21時18分