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2021年最後の月例更新 KB5008212 がリリースされました。先月プレビュー版としてリリースされた KB5007253 がネットワーク プリンタ 接続 エラー を解消するものだっただけに、今回の更新ではどうなったのか確認してみました。

先月KB5007253を適用済のWindows 10 21H2 ビルド1387を立ち上げると、KB5008212は月例更新なので既にダウンロード〜インストールまで進み、適用の再起動待ちの状態でした。

図1.KB5008212再起動待ち

図1.KB5008212再起動待ち

再起動後にWindows Updateの履歴を確認すると、品質更新プログラム項にKB5008212インストール済を確認。

図2.Windows Updateの履歴

図2.Windows Updateの履歴

コントロールパネルから、インストールされた更新プログラムでも確認することができます。

図3.インストールされた更新プログラム

図3.インストールされた更新プログラム

インストール後のOSビルドは、1387から1415へ進みました。

図4.Windowsの仕様

図4.Windowsの仕様

気になるプリントスプーラのシステムファイル

win32spl.dll

は、今回の更新での変化はなくバージョン1387のままでした。

図5.win32spl.dllのプロパティ

図5.win32spl.dllのプロパティ

もちろん、ネットワークプリンタも先月同様、引き続き問題無く操作・使用することができます。

試しにKB5007253を適用していないシステムに今回の月例更新KB5008212を適用してみました。その後同様のシステムファイルのプロパティを確認すると、やはりバージョン1387であったことから、今回の月例更新にプレビュー版KB5007253が織り込まれていると言えるでしょう。

図6.KB5007253を適用せずKB5008212適用の場合

図6.KB5007253を適用せずKB5008212適用の場合

 

投稿 月例更新KB5008212にプリンタ不具合解消したKB5007253は織り込まれているかFun Scripting 2.0 に最初に表示されました。