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アップルは9月15日、新型iPad miniを発表。同日から予約を開始しています。価格は以下のとおりです。

 

64GB/Wi-Fiモデル 5万9800円(税込)

64GB/Wi-Fi+Cellularモデル 7万7800円(税込)

256GB/Wi-Fiモデル 7万7800円(税込)

256GB/Wi-Fi+Cellularモデル 9万5800円(税込)

 

発表されたのは第6世代にあたるモデルです。アップルのティムクックいわく「これまでで最強のiPad mini」であるとのこと。そんな最新iPad miniのポイントを紹介していきます。

 

ポイント1 ホームボタン廃止

発表会で「まったく新しいデザインを採用」したとうたうとおり、TouchIDをホームボタンではなく、トップボタンに搭載。これにより、ホームボタンをなくした「全画面デザイン」を採用し、コンパクトなサイズながら大きめな8.3インチのLiquid Retinaディスプレイが搭載されています。

 

↑iPad miniのロック解除や、アプリへのログイン、Apple Payの使用はトップボタンからになります

 

また、このLiquid Retinaディスプレイは、明るさ500ニット、Display P3規格の広い色域、周囲の光に合わせてディスプレイの色合いを調整するTrue Toneに対応。

 

↑高精細かつ大きめなディスプレイにすることで、優れた映画鑑賞体験を提供するとのこと

 

ポイント2 CPU性能は約40%、GPU性能は80%向上

CPUにはA15 Bionicチップを搭載。前世代に比べてCPU性能は約40%、GPU性能は80%向上したとしており、優れたグラフィックスのゲームも楽しめるといいます。さらに、ニューラルエンジンとCPU由来の機械学習アクセラレーターを搭載。たとえば、写真内のテキストを認識し、7つの異なる言語に変換などが可能になっています。

 

↑前世代iPad miniはA12 Bionicチップ搭載。最新iPad miniはA15 Bionicチップ搭載でCPU性能が約40%向上したとしています

 

↑最新チップ搭載でGPU性能は前世代モデルから約80%向上。デザイナーや医師などが使うプロ向けアプリによる厳しい要求のタスクも処理可能だそうです

 

ポイント3 カメラはFaceTime中に人を自動でフレーム内に収めるセンターフレーム対応

メインカメラは12MPセンサーと、鮮やかな写真を撮影するためとしている大きな絞りを搭載しています。一方のフロントカメラは、12MPの超広角レンズを採用するうえに、FaceTime ビデオ通話中にカメラを自動調整し、話している人やほかのユーザーを常にフレーム内に収めるセンターフレームにも対応しました。

 

↑iPad Proにも採用されたセンターフレームに対応するフロントカメラ

 

↑スピーカーはステレオ仕様になっています

 

ポイント4 5GやUSB Type-Cなどの最新規格に対応

前世代のiPad miniまでは第1世代のApple Pencilに対応していましたが、今回発表のiPad miniは第2世代のApple Pencilに対応。また、OSは最新のiPadOS 15を搭載しています。

 

さらに、5GやWi-Fi 6などの最新規格に対応。これに加えて、外部インターフェイスにUSB Type-Cを搭載しています。

 

↑最新の5Gにも対応

 

ラインアップは冒頭でも書いたとおり、ストレージが64GBのモデルと256GBのモデルを用意。本体サイズは約幅134.8×奥行き195.4×厚さ6.3mmで、重さはWi-Fiモデルが約293g、Wi-Fi+Cellularモデルが約297gです。

 

なお、カラバリはスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトをそろえています。

 

↑カラバリはこれまでとは違った印象のカラーを用意しています

 

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