アメリカのホワイトハウスは、バイデン大統領がG20サミット=主要20か国の首脳会議と、国連の気候変動対策の会議COP26に出席するため、今月下旬から来月にかけて、イタリアとイギリスなどを訪問すると発表しました。
ホワイトハウスは、14日、声明でバイデン大統領が今月30日と31日にイタリアのローマで開かれるG20サミットに出席し、続いて来月1日と2日にはイギリス・グラスゴーでのCOP26に出席すると発表しました。
COP26についてホワイトハウスのサキ報道官は、14日、会見で「世界の指導者たちが気候変動危機と、アメリカやほかの温室効果ガスの主要な排出国の責任について話し合う機会となる」と述べ、バイデン政権の重要政策でもある気候変動について、首脳レベルでの議論を期待するという考えを示しました。
また、バイデン大統領はG20サミットに先立つ今月29日には、バチカンでローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇と会談するということです。