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このブログを書くのは実に11ヵ月ぶりです。
年明けに一度書こうと、タイトルだけは付けたのですが、何しか一向に筆が進みませんでした。
それでもここをいつも覗いていただいている方、本当にありがとうございます。
宝塚から離れたわけでも、この世から離れたわけでもありませんので(笑)、こうやって書いたときにはちょこちょことTwitterでお知らせさせていただきます。

さて

にっくきコロナのウィルスは姿かたちを変え、日本をまたむしばんできています。
どーすりゃいいのよ?どーなるのよ!な生活がもう2年余りになり、それでもなんとか舞台やエンターテインメントは息をしていて、我が宝塚におかれましても、先の見えなかった状況から「だいもん」こと望海風斗さんの退団公演もなんとか幕を下ろしました。
私のSNSのフォローもフォロワーさん(ありがたや)も比較的花組、雪組ファンが多く、ここ何ヶ月かはだいもんの卒業公演、柚香光ちゃんのメディア露出やあきらくん、華ちゃんの退団発表などありまして、一緒に泣いたり笑ったりしております。

だいもん…望海さんは私にとってはもちろん忘れることのできない生徒さんです。
とむさんを好きになった公演が『天使の季節』だったもんで、その時に研2になりたてで新公で抜擢されたことから、ああ…この子はいつかスターさんになっていくんだろうなと思っていましたが、こうしてとむさんの花組時代を過ごし、雪組でトップスターとなって宝塚生活を終えるまで見ていることができたのは、本当に感慨深いことでした。
それだけではなく、その雪組でトップスターとなってから見せてくれた数々の舞台での輝きと、スカイステージのいろいろな番組からうかがい知ることのできた人柄は、本当に一時代を気付くのにふさわしい方だったんだなあと思われてなりません。

残念ながら望海さんがトップスターとなってから、実際に劇場でその姿を見ることができたのは『ファントム』1作だけでしたが、今思うと、本当にあの公演を見られてよかったなと心から思います。
あとはNHKやスカステ、そして公演千秋楽のライブビューイングだけでしたが、こんな時代こんな時だからこそ、その時代を支えたスターさん、トップさんとして、これからもその名は宝塚に輝いていくのだと思います。

稀代の歌うまトップさんであり、「真面目越」を地で行くかと思いきや、ファン以上の宝塚ファンでヲタ(笑)、きりりとした美貌の中に誇りも茶目っ気も持ち合わせてて、その18年間で「望海風斗」をしっかりと確立していきました。

最後のあいさつの中の言葉
「生まれ変わっても、また宝塚で会いましょう!」
は、私の中ではご贔屓様のあいさつを超えた名言となりました(笑)。いやマジで。
こんなに宝塚という大きな流れの中に、生徒さんも、ファンも、関わる人すべてをひっくるんだ言葉があるかしら!!!
泣いたり笑ったり怒ったり悲しんだり、何より体が震えるくらいの感動を作り、受取り、そして100年。
私にとっては「宝塚は永遠です」以上の「永遠」が見えた言葉でした。

うん、生まれ変わっても同じ劇場の中に絶対にいようね!とあの場にいた人、中継を見ていた人はみんな思ったのではないでしょうか。

そしてこのご時勢、入り待ちや出待ち、お茶会といった伝統的なものがすべてできず、退団のセレモニーさえファンのみなさんは見送ることができませんでした。
それをいろいろな思いを秘めて粛々と乗り越え、それでもご贔屓様から一番の愛を注がれた皆さん。
そのお気持ちを今は察することしかできませんが。
きっといつかまた、ご贔屓様と握手を交わし、直にその笑顔を見ることが適う日が一日も早く来ますよう。私も信じてお祈りしています。

そして、だいもん…望海風斗様
ラストデイを見ながら心によぎるのは、貧ちゃんやとむさんの初ディナーショーでの笑顔、とむさんのトップ時代の公演を∞カラーに彩ってくれた歌声や演技、入り待ちや出待ちで垣間見るスターさんとしての姿でした。
全ての公演を見たわけでもないし、ただただ花組若手スターから雪組トップスターとしてのだいもんを見てきただけですが、それでも、望海風斗というタカラジェンヌさんに会えて、あなたの宝塚時代にこの世にいることができて本当に良かった!

夢の船の航海、お疲れさまでした。
また違うかたちでお目に書かれるのを楽しみにしています。

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いや実は真彩ちゃんや翔くんのことも書きたかったのだけど、力尽きました。
あきらや華ちゃんのことも書きたいよ…。

さて次にお目にかかれるのはいつでしょう(笑)

ぼちぼち頑張りますわ!