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山形新幹線は14日夜、大雪の影響で山形県内で上りの列車3本が駅や線路上で動けなくなりました。列車には合わせておよそ180人が乗っていて、JR東日本は、別の列車で乗客を米沢駅に運ぶなどの対応をとりました。

JR東日本によりますと、14日夜7時すぎに山形県の新庄駅を出発した東京行きの山形新幹線「つばさ156号」が、大雪の影響で走行することが難しくなったため、通常は止まらない米沢市の大沢駅に停車しました。

このため山形新幹線は、後続の上りの列車2本も、米沢市にある関根駅と大沢駅と関根駅の間にそれぞれ停車し、その後、大雪で動くことができなくなりました。

3本の列車には、合わせておよそ180人が乗っていて、JR東日本は乗客をタクシーで移動させたり、下りの列車を運行させて米沢駅に運ぶなどの対応をとりました。

このうち、大沢駅に停車していた列車の乗客およそ160人は、14日夜11時40分ごろに乗り換えを終えて、午前0時15分ごろに米沢駅に到着しました。

JR東日本によりますと、体調不良などを訴えている人はいないということです。