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後ろ姿

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いいよね、この写真。

ももクロの後ろ姿にはいつも何かしら心が動く。
ロッキンのステージ上の写真もそうだ。
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この写真は長くデスクトップの壁紙にしてた。

いつも思うのはたった4人ということ。
世間的にはまだまだ若くてか弱くてちっちゃい4人。
この4人でいろんなことを乗り越えてきた。
その道のりをある程度知っているだけに、ぐっと来る。
そしていつもどうか幸せでいてほしいと祈る。

後ろ姿は実は何も語らない。
語るのはいつも自分だ。
何かを投影し思うのは自分だ。
でも後ろ姿にその蓄積がないと語れないし何も思わない。
ももクロは気の遠くなるような努力の蓄積そのものだと思う。
だからその後ろ姿が人を動かす。

後ろ姿

山里亮太『天才はあきらめた』を読んだ。

天才はあきらめた (朝日文庫)
山里 亮太
朝日新聞出版
2018-09-26



山里さんといえばそのワードチョイスのセンス。
(余談だがその山里さんにワードチョイスのセンスを褒められたのが玉井さん)
その一端をこの本は知らしめる。
人間のネガティブを全部ガソリンにする。
それが山里さんのスタイルであり人生のコツなんだろうなぁ。
そしてこの人、とても女性運がいいと思う。
母親、しずちゃん、そしてここには描かれてないけど蒼井優さん。
とんでもない愛されキャラじゃん。
そこは天才そこが天才。

漫才の力、人を笑わせる力という意味では、読んだ限りでは、天才というより秀才タイプ。
ガリ勉タイプ。
コツコツタイプ。
努力は決して裏切らないタイプ。
でもそれを延々と続けられるのは天才。

こういうタイプが最後に勝つし生き残るんだろうなぁ。