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台風14号は、15日(水)15時現在、五島市の南西約380キロでほとんど停滞しています。ほとんど停滞とは、速度が時速9キロ以下で移動方向が明らかでないことを示します。台風は16日(木)にかけて東シナ海付近でほとんど停滞した後、次第に進路を北東へ変え、17日(金)朝には対馬海峡へ進み、温帯低気圧に変わる見込みです。

台風進路予想図は、温帯低気圧に変わる所までしか表示されないため、進路予想は短くなりますが油断しないで下さい。台風14号の中心気圧は、15日(水)15時から16日(木)15時は992hPaですが、温帯低気圧に変わる17日(金)15時は988hPaと、温帯低気圧に変わってから再発達する予想です。また、温帯低気圧に変わると、かえって風や雨の強いエリアが広がる恐れがあるため、警戒が必要です。

台風から変わる低気圧は、17日(金)から18日(土)にかけて西日本から東日本を東北東へ進み、18日(土)の夜には三陸沖へ進む予想です。西日本では、17日(金)午後から18日(土)朝にかけて暴風や大雨、高波に警戒が必要。東日本は18日(土)午前中、北日本は18日(土)いっぱい雨や風が強まり荒れた天気となりそうです。