もっと詳しく

 工作には欠かせない、黄色のボディーに赤いキャップでおなじみの「ボンド木工用」は昭和32年に、大阪で誕生した。接着剤では抜群の知名度を誇るが、製造元のコニシ(大阪市中央区)の広報マンは以前、こんなことを言っていた。「有名なのは木工用だけ。ほかに何千種類とあるんですけどね」。いったいどんなボンドがあるというのだろう。接着の原理や誕生のきっかけは? そんなボンドにまつわる疑問を探った。