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先日閉幕した国連の会議「COP26」では、温暖化による災害の激化が指摘されましたが、津波にも大きな影響が出る可能性が浮かび上がりました。専門家が、南海トラフの巨大地震によって被害が想定される地域で海面上昇の影響を試算したところ、津波が陸地を駆け上がる「遡上高」の上昇幅は、場所によっては海面の上昇幅の2倍以上に達することがわかりました。専門家は「将来に向けて、地形や地域に応じた対策を検討する必要がある」と指摘しています。