使ってみて気が付いたんですが「iClone
5」のスゴいと思うところに、「何気ないポーズや動き」というか、いわゆる「待ち」状態のアニメーションが豊富だという点。これ
、何気にスゴいよ。
2D・3Dに関わらずアニメーションを作る時、「走る」とか「歩く」とか「踊る」とか「殴る」
みたいなメインのアクションは、当たり前だけどリキ入れてつくるわけです。でもメインで動いているキャラクタ以外は、いわゆる「
待ち」状態にあるわけだし、会話や普段のしぐさなど「それほど重要ではないけど必要な動き」と言うものは存在します。
リアルな役者であれば、その辺の何気ない動作は当たり前に演じてくれますが、アニメーションとなると、その辺も「演技付けて」
あげなければならない。キャラが踊っている時に他のキャラ棒立ちじゃ、カッコ悪いってもんです。
で、その「待ち」状態の動きが、この「iClone
5」では豊富に揃っているのです。「待機」ポーズや「困惑」、「なじる」「拒否する」「話す」など、ほとんどのシチュエーションで使えるユルいアクションがたっぷり。動きによっては「Male(男性)」と「Female(女性)」に分かれている親切さは、頭が下がる思いであります。
この何でもないポーズや動きって、先にも書いたけど「重要ではないけれど必要」なものだから、気が付きにくいけどとても便利なモノだと思うのです。参考までに、前回つくった「オイラ的キャラクタ」に、何気ないしぐさをしてもらいました。見かけがゴツいので、女の子向けの動きを選んでみたら、ちとキモい(笑)。
ということで、次回はもしかしたら新しいチャレンジを試みるかも。 お楽しみにシユアゲン。