この報道が事実なら、エジプトのシーシ政権はベラルーシ並みの強権、独裁国家で間違いないということになりそうです。
al qods al arabi netはエジプトが上空を飛行中のスーダンの航空機に重大な問題が生じたと偽って、これをエジプト南部のルクソ―ル空港に着陸させ、乗客の一人のエジプト人を逮捕したと報じています。
記事によるとこのエジプト人は12日スーダンで拘束されたが、その後釈放されスーダンのbadr航空でトルコのイスタンブールに赴くことになっていたが、ルクソ―ル近辺でキャプテンが、当局から機内に異常が生じているとの連絡があったので、緊急着陸するとの放送をして着陸した由。
ところがルクソ―ル空港では爆発物等を探す気配もなく、エジプト人だけがグループ分けされ、その中からエジプト人男性一人が逮捕された由
その人物は名前しか書かれておらず、どのような人物かは不明だが、イスタンブールにはムスリム同胞団が多数亡命しており、もしかすると同胞団幹部かもしれません。
(いずれにしても、逮捕までの手際が如何にも良かったこともあり、恐らくスーダン軍当局とエジプト側が連携して行った行動だろうと思われます)
اعتقال مصري من طائرة سودانية ≪اضطرت≫ للهبوط في الأقصر | القدس العربي (alquds.co.uk)