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米国時間10月13日、Instagramはライブ配信のクリエイターのためのツールを2つ発表した。今後のライブ配信を最長で90日前までにスケジュール予約して話題を盛り上げ、ニュースをInstagram全体で共有してファンに知らせることができる。また「Practice Mode(練習モード)」という機能を準備中で、クリエイターはライブ配信前にゲストを集めて接続や照明などをテストし、その他の事前準備を管理できる。

Instagramによると、練習モードは以前からクリエイターたちが要望していたという。

一方、Instagram Liveをスケジュール予約できる機能は、同サービスをYouTubeやTikTokだけでなく、Instagramの親会社Facebookにも負けないものにしてくれる。

YouTubeのライブ配信はかなり前からスケジュールツールがあり、クリエイターは事前に宣伝を始めることができる。2018年には機能を拡張して、クリエイターは以前録画した動画のリリースをプレミア機能でスケジュール予約できるようになった。これもやはり、スーパーチャットへのアクセスなど、似た機能を提供している。2020年はプレショー機能も加わった。

Facebook Liveはかなり前からクリエイターツールを提供しており、スケジューリングやマーケティングや放映前のロビーなどの機能がある。

一方、2021年のTikTokも一連のクリエイターツールを展開し、そこにはTikTok LIVEビデオのスケジューリング機能もある。同社はさらにライブ動画への注力している。

Instagramによると、Live Scheduling機能はグローバルで利用できる。今後のライブ動画をスケジュール予約したら、そのコンテンツをストーリーズやtoriesやフィードでの投稿でフォロワーと直接共有できる。

フォロワーはリマインダーをセットするツールを使って、好きなクリエイターのライブ動画を見逃さないようにできる。

画像クレジット:Instagram

今回のローンチは、ライブコンテンツの市場がホットになってきた時期のものだ。Instagramが大きな投資をしているリアルタイムのeコマースに加えて、Instagramの最大のライバルであるTikTokも、ライブコンテンツをユーザー体験の大きな部分にしようと努力している。TikTokが最近導入したのは、ユーザーがランダムにライブ動画を見つけるのではなく、ライブセクションの「検索&発見」ボタンを使ってライブ動画をカテゴリーで調べる機能だ。

一方、Instagramは、このところ動画戦略を練り直している。2021年10月、IGTVブランドを捨てて、代わりに長編動画をフィードの動画と一緒にする。これらの努力の一環としてIGTVアプリもブランドを変更しリールを除き、そしてLiveも含む、Instagramのすべての動画のホームになる。

リールは、依然としてInstagramアプリの主役の座にあり、センターボタンやユーザーのプロフィール、検索&発見、そして最近確認したところによると、ハッシュタグのページからでもアクセスできる。

Live Scheduling(ライブスケジューリング)は本日から、グローバルで利用できる。Practice Modeのは、同社によると「もうすぐ」だという。

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画像クレジット:Instagram

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(文:Sarah Perez、翻訳:Hiroshi Iwatani)