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アメリカのIT大手アップルはカメラの性能などを高めた最新のスマートフォンを発表し、新型コロナウイルスの影響から回復しつつある世界のスマホ市場がどこまで活性化されるか注目されそうです。

アップルは14日、オンラインでイベントを開き最新のスマートフォン「iPhone13」のシリーズ4機種を発表しました。

カメラの性能やバッテリーの持ちを向上させたほか被写体の動きに応じて自動でピントを合わせ映画のような動画を撮影できる機能も追加しました。

日本での価格は8万6800円からで今月24日に発売されるということです。

世界のスマホ市場は去年新型コロナウイルスの感染拡大で伸び悩みましたが最近は回復傾向にあります。

アメリカの調査会社IDCによりますとことし4月から6月までのメーカー別の出荷台数のシェアは韓国のサムスン電子が18.8%と首位で、次いで中国のシャオミが16.9%、アップルが14.1%となっています。

アメリカによる規制強化の影響で中国のファーウェイがシェアを落とす一方、低価格の機種に強みを持つ中国メーカーが出荷を伸ばしていて、アップルの新製品でどこまで市場が活性化されるか注目されそうです。