Appleが10月15日に発売した 「Apple Watch Series 7」 は高速充電に対応しており、先代のApple Watch Series 6よりも最大33%高速にバッテリーを充電できる。
この高速充電を利用するには、Apple Watch Series 7に同梱される 「磁気高速充電 – USB-Cケーブル」 に加えて、USB-C電源アダプタが別途必要となる。これまで高速充電に関する詳細が明らかにされていなかったが、本日10月15日付けで公開されたサポートページにおいて、Apple Watch Series 7の高速充電に必要な電源アダプタの情報が公開された。
Apple Watch Series 7の高速充電は5W以上のUSB-C PD電源アダプタで利用可能
サポートページによると、Apple Watch Series 7で高速充電を利用するには、Appleが販売する定格18W以上のUSB-C電源アダプタが必要になるという。また、サードパーティ製のUSB-C電源アダプタを使用する場合は、USB-PDをサポートし、出力が5W以上あることが条件になるとのこと。
もちろん、充電ケーブルはApple Watch Series 7に付属してきた 「磁気高速充電 – USB-Cケーブル」 を使う必要がある。
Apple純正 | 18W, 20W, 29W, 30W, 61W, 87W, 96WのUSB-C電源アダプタ |
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サードパーティ製 | 5W以上のUSB-PD対応電源アダプタ |
高速充電を使用すると、45分でバッテリー残量0の状態から80%まで充電できる。また、わずか8分間充電するだけで8時間の睡眠を記録できるため、睡眠分析機能を利用したいけどバッテリー残量が足りない……というときにも便利だ。
ちなみに、Appleによるとアルゼンチン、インド、ベトナムでは急速充電を利用できないとのこと。理由は不明だが、これらの国に行く用事がある方は注意していただきたい。
(via MacRumors)
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