2021年7月より放送中のTVアニメ『転生したらスライムだった件 第2期』第2部が、いよいよこの9月をもって最終回を迎えます。また、1月の第2期第1部からスタートし、『転スラ日記』~第2期第2部と続いてきたシリーズ9ヶ月連続放送もいよいよ大詰めです。
アニメイトタイムズではこの機会に、ジュラ・テンペスト連邦国の盟主・リムル=テンペストを演じる岡咲美保さんへのメールインタビューを行いました。
第2期第2部の物語を振り返ってのことであったり、9ヶ月もの間『転スラ』と歩いた時間について。そして、リムルと関わるキャラクターたちであったり、ここまでリムルを演じてきた上での感慨についてなども伺っています。
クライマックスの迫る第2期第2部ではクレイマンとのバトルに発展していますが、その部分についても一部伺っています。盛り上がりを見せる本編共々ぜひチェックしてみてください!
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大好きな『転スラ』と触れ合っていられる日常が幸せ
――『転スラ』9か月連続放送もそろそろ終わりを迎えようとしていますが、振り返ってみた今の心境をお願いします。
岡咲美保さん(以下、岡咲):第2期第1部から始まり、転スラ日記を挟んでの現在の第2部です。
リムルを演じる上で、今まで見せたことのない声色を意識したり、日記ではたくさんの歌も歌わせていただき挑戦の日々でした。
まだ終わっていないですが、大好きな転スラとずっと触れ合っていられる日常がすごく楽しくて幸せでしたし、終わってしまうのがなんだか寂しいくらいです。9ヶ月間、たくさんの思い出をありがとうという気持ちです。
――第2期になって物語の上では新たなキャラクターたちが登場したり、ジュラ・テンペスト連邦国の仲間たちにも大きな変化が訪れました。現実のほうではイベント出演などもいくつかされたと思いますが、特に印象に残った出来事やキャラクターなどを教えてください。(※複数可)
アニメについて
■神之怒
岡咲:神之怒(メギド)シーンはちょっと忘れられないですね。言葉にならない衝撃もあり、ひどい状況とも取れるのになぜか感動もしてしまって、リムルはもちろんですが、制作の方々の気合いと言いますか、『転スラの力』をものすごく感じました。
TRUEさんの挿入歌も本当にかっこよくて、何度も見返したくなる名シーンです。
■魔王達の宴
岡咲:また、魔王達の宴(ワルプルギス)で他の魔王達の顔ぶれを見た時はすごく興奮しました。
ピリッとした緊張感もあるシーンですが、転スラという物語に強烈な新キャラ達がまた一気に加わって、当たり前ですがキャラクターに伴って役者の皆様もいらっしゃって、転スラファミリーと言いますか、広がりを感じて、敵や味方関係なくすごく嬉しかったです!
キャラクターについて
岡咲:印象に残ったキャラクターは本当に多すぎて…本編でもたくさんいたのですが…。
個人的に『転スラ日記』のトレイニーさんが最高に好きでした!
ずっと揚げ芋を食べていて、闘争心や嫉妬心剥き出しのお姉さんの姿が新鮮で(笑)。
樹妖精(ドライアド)という役職できちんと話す以外のトレイニーさんがとってもキュートで、存在感抜群でした!
現実での出来事について
■AnimeJapan
岡咲:AnimeJapanで、リムル役として今年は本当にたくさんのステージに立たせていただいて、正直驚きました。
同じ作品でこれだけのステージに呼んでいただけることはなかなかないと先輩方もおっしゃっていて、配信という形ではありましたが、転スラという作品が皆さんに愛されていることを肌で感じ、とても誇らしい気持ちになりました。
■歌収録
岡咲:転スラ日記のEDをはじめ、リムルとして歌を歌わせていただくことが本当に楽しかったです。
仲間たちとの楽しい曲はもちろん、ちょっぴり切ない曲やカッコイイ曲、ジャンル問わずさまざまな曲を歌わせていただきました。
特に思い入れがあるのが、5日記の挿入歌である『ヨイハナビ』です。
夏祭りの情景が膨らむ歌詞だったので、一つ一つの言葉に表情をつけたり、すこし演歌のようなこぶしやビブラートを意識したりと、リムルとして歌を通して表現することの楽しさや可能性の幅を感じ、いろんなワクワクが生まれるのを自分の中で感じました。
(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
(C)柴・伏瀬・講談社/転スラ日記製作委員会