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 アフガニスタン南部の都市にあるイスラム教シーア派のモスクで複数の爆発があり、少なくとも35人が死亡しました。

 ロイター通信などによりますと、アフガニスタン南部のカンダハルで15日、イスラム教シーア派のモスクで複数の爆発があり、少なくとも35人が死亡し、68人がけがをしました。

 AFP通信は、目撃者の話として爆発は3回あり、そのうち2回はモスクの中で起きたと伝えています。犯行声明は確認されていませんが、多くの人が集まる金曜礼拝が狙われたとみられ、今後、死者の数が増える可能性もあります。

 アフガニスタンでは先週金曜日にも北部クンドゥズでシーア派のモスクが狙われ、55人が死亡する爆発が起きたばかりで、この爆発では過激派組織「イスラム国」の地域組織が犯行声明を出しています。