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 自民党総裁選はあす告示を迎えます。多くの派閥が事実上“自主投票”となる中、立候補予定者は支持の拡大に向け、動きを活発化させています。

自民党 石破茂元幹事長
 「この度の自由民主党総裁選挙にあたり、河野太郎氏を支持することと致します」

 総裁選への出馬を断念した石破元幹事長はきのう、河野行革大臣の支持を表明しました。河野氏をめぐっては、小泉環境大臣らも支持を表明していて、きょう小泉氏や石破氏は河野氏を支援する派閥横断型の会を立ち上げます。

 一方、出馬表明している岸田前政調会長は、ミサイル防衛をめぐる敵基地攻撃能力の議論が生じたのは、河野氏の防衛大臣時代の判断が発端だと指摘しました。

自民党 岸田文雄前政調会長
 「イージス・アショアを突然中止してしまった。それで大丈夫かというところから議論が始まっています」

 総裁選には、高市氏が出馬表明しているほか、野田氏が20人の推薦人の確保など出馬に向け最終調整をしています。