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 カシオ計算機は鍵盤楽器(キーボード)の開発設計段階で、グリッサンド奏法のシミュレーションを実施したと明らかにした。グリッサンド奏法は、キーボードの鍵(けん、キー)を1つずつ弾くのではなく、複数の鍵を横向きになでて音高を流れるように上げ下げする奏法。シミュレーションによる成果は、2019年8月発売の「Casiotone CT-S200」に続き、21年4月発売の新機種「Casiotone CT-S1」にも採用した。