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伊藤博文(1841-1909)は44歳で初代内閣総理大臣を務め、明治憲法の草案や内閣制度の導入など近代日本の基盤をつくった。明治天皇にもこよなく愛されていた伊藤は、日本の宰相史上稀に見る女好きであった。逆にカネに対する執着は全くなかった。