関東地方の沿岸部でも最大40センチから60センチの津波が観測され、神奈川、千葉、茨城では、現在も津波注意報が出されています。
高台に避難した女性
「サイレン鳴ったので、子どもたちも不安で。海が近いというのもあって。経験あんまりしたことないから不安」
神奈川県小田原市では津波注意報を受けて、午前1時すぎに住民ら20人が高台に避難していました。
「(津波が)40センチくらい上がりました城ヶ島で。漁師の人たちは船が出られないっていってましたよ」
津波注意報は神奈川・千葉・茨城の沿岸部で現在も出されていて、漁港では警戒が続いていました。また、茨城県ひたちなか市の市場では、観光への影響を懸念する声がきかれました。
市場で働く男性
「日曜日の場合だったらいつもこの時間で少しはお客さん来るけど、津波のあれでダメだね」
関東各地で観測された津波は、▼茨城県では大洗町で最大60センチ、▼千葉県では館山市で最大50センチ、▼神奈川県では三浦市で最大40センチなどとなっています。
また、津波注意報の影響で、千葉県のJR内房線や外房線などの一部列車で遅れや運休が出ています。