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 気象庁は九州北部などに記録的な大雨をもたらせた前線が、あすにかけて再び北上し、災害級の大雨になる可能性があるとして警戒を呼びかけています。

 九州北部などに記録的な大雨をもたらせた前線は、現在、本州の南側に停滞しています。気象庁はこの前線が、きょうからあすにかけてゆっくり北上し、20日頃まで日本付近に停滞する見通しだと発表しました。この影響で、きょうは九州を中心に、あすは西日本から北日本の広い範囲で大雨になるところがある見込みです。

気象庁
 「特に特別警報が発表された九州・広島、こういった所を中心に、今後も災害級の雨となる可能性があります」

 気象庁はこれまでの記録的な大雨で土砂災害の危険が高まっているところや、増水している河川があるとして、一段と警戒を強めるよう呼びかけました。