小笠原諸島から南におよそ50キロの位置にある「福徳岡ノ場」で13日、大規模な噴火が発生したそうだ。噴煙の高さは1万6000メートルとされ、これは西之島が噴火した最大時の2倍という規模だとされている。この海底火山は過去に複数回、島を形成をしていたこともあり、その後に海没をするということを複数回繰り返している。新島形成時には新硫黄島と名付けられていたこともあるという。海上保安庁が90キロメートル離れた場所から撮影した噴火時の動画を公開している(海上保安庁海洋情報部 海上保安庁プレスリリース[PDF]、TBSNEWS)。
同じく小笠原諸島にある西之島でも14日に噴火が確認されたそうだ。同島で噴火が確認されたのは2020年8月以来であるという。噴煙の高さは約1900メートルとされている(日経新聞)。
| 地球
| ニュース
| サイエンス
|
関連ストーリー:
佐賀市で頭部が二つあるカメ見つかる。西之島の調査ではコケムシの新種
2021年07月22日
八丈島のザトウクジラ調査資金を募るクラウドファンディングプロジェクト
2018年12月17日
小笠原の西之島、再び噴火
2017年04月24日
2013年の噴火により拡大した西之島近くを周回する「西之島クルーズ」
2016年03月16日
西之島、噴火から1年以上経過した現在でも成長が続く
2015年03月20日